東芝 かなりやQ 5YC-606

昭和29年から40年頃まで10年間続いた
東芝かなりやシリーズで直線を基調とした
オーソドックなスタイルが当時とても人気のあった真空管ラジオです。
MT管のトランスレス2バンド5球スーパーです。
小型ですが感度もよく、実用として
またインテリヤとしても現在でも非常に人気があります。
サーモンピンクのキャビネットに写真3・4枚目の様なワレが有ります
補修はして有りますが左側面と天板に浅いヒビが有ります。
ダイヤル部はくすみも無く透明度も有り綺麗です。
スピーカー部もヒビや折れは有りません。
IFTコイルに傷みがありセラミックフィルターに交換しました。
好感も無く中波、短波共感度良好です。
外部入力端子に3.5mmのプラグを付けましたので
お手持ちのポータブルプレーヤーを接続すれば大変に柔らかい
温かく迫力の有る音質が楽しめます。



























***店長よりの一言***
ペーパーコンデンサーすべてとボリュームを交換しました。
オリジナルのピンクの電源コードです。
かなりやQは外部入力の際、ラジオ音が入らない様に
ボリュームが最小の所で外部入力音が最大です。(ラジオと反対に成ります。)
レトロながら明るくて可愛い色のラジオもいいですね。